いわしのつみれ汁
「いわしのつみれ汁」
―― アンチエイジング料理レシピ(191)
猛暑が続く今年は、熱中症の被害が多く報じられています。夏の健康トラブルを回避するには、たっぷり汗をかいて、新陳代謝を活性化することもその1つです。
ところが、汗をかくと水溶性ビタミンが汗と一緒に排出されてしまうので、水分と共に水溶性ビタミンをふだんより多く取ることがポイントになります。
また、ビタミンの働きを助けるミネラルも意識して補い、体内にいつもこのビタミン、ミネラルが豊富にあるようにしましょう。
夏野菜の枝豆にはビタミンB1、葉酸、おくらにはビタミンB6、カルシウム、トマトには抗酸化成分のビタミンCやリコピンが多く含まれます。夏野菜と一緒にDHAやEPAが豊富な青魚とあわせて摂ると、血液さらさら効果も期待でき、おすすめです。
いわしのつみれ汁は、3枚におろしたいわしを使えば、家庭でも手軽に作っていただけます。つみれ汁にたっぷり使ったしょうがは、さわやかで、ジンゲロンやショウガオールが、代謝を高めます。熱々のみそ汁でたっぷり汗をかき、夏の不調をのりきりましょう。
<材料>2人分
・いわし(3枚におろしたもの) | 3匹分 |
・塩 | 小さじ1/4 |
・片栗粉 | 小さじ2 |
・酒 | 小さじ2 |
・しょうがのおろし汁 | 少々 |
・おくら | 4本 |
・ミニトマト | 10個 |
・枝豆(さやから出して) | 20g |
・昆布だし | 2・1/2カップ |
・昆布 | 5cm角 |
・味噌 | 大さじ1 |
・おろししょうが | 小さじ2 |
<作り方>
(1)いわしは皮をむいて、包丁で細かくたたく。ボールにいれ、塩、酒、しょうがのおろし汁、片栗粉を入れてよく練る。
(2)ボールに2・1/2カップの水を入れ、昆布をつけ、昆布出しを作る。
(3)おくらは色よくゆで斜めに切る。ミニトマトは湯むきする。
(4)鍋に昆布だしを入れて火にかけ、(1)のつみれをスプーンなどで団子にして落とし入れ、弱火にして煮る。トマト、おくらを加えてさっと煮、味噌を加えてひと煮たちさせたら、椀に盛る。枝豆とおろししょうがをトッピングする。
(1人分 260kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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