アンチエイジングニュース
2010.08.16
おくらと湯葉の冷やし煮浸し
「おくらと湯葉の冷やし煮浸し」
―― アンチエイジング料理レシピ(193)
暑いからといって冷たいものばかりでは、胃腸に負担がかかりますが、献立の中に1品、冷たいものがあるのは、格別です。
おくらと湯葉の冷やし煮浸しは、煮汁をゼラチンで柔らかく固めた口当たりの良いメニューです。植物性たんぱく質、ビタミンB群が豊富に含まれ湯葉は、疲労回復にも効果があり、原料の大豆に含まれる脂質の1つレシチンは、脳の神経細胞で情報を伝える物質の合成に欠かせません。
暑さで疲れた心と体を活性化するおすすめ食材です。また、おくらのネバネバには、胃の粘膜を保護する働きのある多糖類のムチンや水溶性食物繊維の1つペクチンなどの機能性成分が豊富に含まれ、湯葉と一緒に摂れば、夏ばて解消に効果的。2つの食材には、水溶性食物繊維も豊富ですから、便秘になりやすい夏におすすめです。
<材料>2人分
・おくら | 1袋 |
・湯葉 | 10g |
・だし汁 | 300ml |
・酒 | 小さじ1 |
・みりん | 小さじ1 |
・塩 | 小さじ1/4 |
・しょうゆ | 少々 |
・ゼラチン | 小さじ1 |
<作り方>
(1)おくらは色よく塩茹でして、冷蔵庫で冷やしておく。ゼラチンは同量の水でふやかしておく。
(2)鍋にだし汁、酒、みりん、塩、しょうゆを入れて煮立て、湯葉を加えてしばらく煮る。火を止めて、(1)のゼラチンを加えて溶かしたらボールなどに入れて冷やしておく。
(3)(2)のボールに、斜め切2等分にしたおくらを加え、冷え冷えを汁ごと器に盛る。
(1人分 90kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします