アンチエイジングニュース

ジンジャエール
――アンチエイジング料理レシピ(226)

今年の夏は、節電の影響で冷房が効きすぎることは少なくなることでしょう。厳しい冷房にさらされることは減っても、自覚しない冷えには、注意が必要です。手軽な飲み物で、水分補給と一緒に体を温める成分をチャージしませんか。しょうがの温め効果はすでによく知られていますが、温め効果をさらに引き出すには加熱して取るのがいいようです。生のしょうがの主な成分ジンゲロールは、加熱すると大部分がショウガオールに変り、このショウガオールは体内でエネルギーの増加作用があります。
1日10g~20gのしょうがを摂取すると体が消費するエネルギーが多くなるというデーターもありますが、このジンジャエールでは、グラス1杯で約20gのしょうがを摂ることができます。新しょうがが出回る季節には、是非、手作りで楽しんでください。レモンの搾り汁は、飲む直前に加えるとビタミンC効果も得られます。しょうがのショウガオールの血行促進効果とジンゲロンの脂肪燃焼促進効果が組み合わさり、脂肪の燃焼効果が加速されるので、冷え性の改善と同時にメタボリック症候群の予防・改善にもつながります。
爽やかな辛味は、男性にもおすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>

ジンジャエールベース(作りやすい量 出来上がりで600mlくらい)
 ・新しょうが     375g
 ・グラニュー糖     250g
 ・水     380ml
 ・シナモンスティック     1本
 ・カルダモン     5粒
 ・クローブ     10本
 ・たかのつめ     1本
 ・レモンスライス     1/2個分
 (ジンジャエールグラス1杯分)     
 ・ジンジャエールベース     30ml
 ・炭酸水     150ml
 ・レモンの絞り汁     小さじ2
 ・氷     適量
 ・レモンスライス     1枚
 ・ミントの葉     1枚

<作り方>

(1)ジンジャエールベースを作る
鍋に水とグラニュー糖、レモンスライスを入れ、その中に新しょうがをすりおろしながら加える。
シナモンスティック、カルダモンの皮をむいたもの、クローブ、たかのつめも入れる。

(2) (1)の鍋を中火にかけ、鍋が温まったら弱火にして、
10分くらい煮、別の容器に濾しいれる。

(3)ジンジャエールを作る
グラスに氷とジンジャエールベースを入れ、レモン汁を加えてよく合わせる。
冷やした炭酸水をすすぎいれ、レモンスライス、ミントの葉を飾る。

(グラス1杯分 54kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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