アンチエイジングニュース

夏野菜のサブジ
――アンチエイジング料理レシピ(232)

食欲がないときでもおいしくいただけるカレー料理は夏の定番メニューです。カレー粉に含まれるスパイスには抗酸化成分が豊富で、スパイシーな刺激が塩分控え目でもおいしくいただけるという効用もあります。特に黄色のターメリックに含まれるクルクミンは、アンチエイジングに欠かせない食材です。肝臓の解毒作用を強化したり、胆汁の分泌を促して、肝機能を高める作用が知られています。最近では、糖尿病の予防や抗がん効果、認知症予防の効果も期待されています。体にいいスパイスを気軽に使うにはエスニック料理がおすすめです。ターメリックなどの香辛料をそろえて、バリエーションを広げましょう。
夏野菜のサブジは、インドなどでは1~2種類の野菜で作られることが多いのですが、いろいろ組み合わせると、ファイトケミカルのさまざまな効用が期待できます。かぼちゃはビタミンACEが補えるうえ、他の野菜を引き立てる甘さもあるので必ず入れてください。常備菜のように作りおき、冷蔵庫で冷やして召し上がるのもおすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・かぼちゃ     150g
 ・じゃがいも     1個
 ・なす     1本
 ・おくら     4本
 ・いんげん     1/2袋
 ・トマト     1個
 ・玉ねぎ     1/2個分
 ・にんにく     1片
 ・ターメリック     小さじ1
 ・コリアンダー、クミンシード     各小さじ1/2
 ・オリーブオイル     小さじ2
 ・水     100ml
 ・塩     小さじ1/4
 ・こしょう     少々

<作り方>

(1)かぼちゃ、じゃがいも、なすは1口大に切る。トマトはくし型、おくらは縦半分に切る。いんげんは長さを半分にする。玉ねぎはせん切り、にんにくは刻んでおく。

(2)フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、にんにく、クミンシード、コリアンダー、ターメリックを入れて香りが出たら、玉ねぎ、かぼちゃ、じゃがいも、なすを炒める。水を入れ、中火で5分くらい蒸し煮にしたら、トマト、おくら、いんげんを加えてさらに10分くらい蒸す。

(3)ふたを取って、塩、こしょうで調味し水けを飛ばして仕上げる。

(1人分 217kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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