アンチエイジングニュース
2011.08.29
焼き野菜
焼き野菜
――アンチエイジング料理レシピ(233)
電子レンジを使った蒸し野菜が人気ですが、やはり焼いた野菜には、捨てがたい魅力があります。夏野菜がそろったこの時期、少し涼しい日や、バーベキューなどで、焼き野菜をたっぷり召し上がりませんか。コツは強火でいっきに焼くこと。表面が黒く焦げても中は、野菜の甘みが凝縮され、みずみずしさも残ります。いろいろな野菜を組み合わせ、ファイトケミカルの効果を高めるのがおすすめです。色とりどりのピーマンの仲間は、抗酸化成分のビタミンCやβ-カロテンも豊富に含まれています。気になる加熱によるビタミンCの損失も少ないそうです。彩の良いパプリカは、β-カロテンが緑色のピーマンより多く含まれるうえ、焼くと甘味が増し、肉厚で食感もよいので、焼き野菜に欠かせません。最少量の調味でいただくのが、焼き野菜の醍醐味ですが、オリーブオイルを適量加えることで、脂溶性ビタミンの吸収もよくなります。品質の良いエクストラバージンオリーブオイルを使って、香り高くいただきましょう。塩に凝るのも楽しみの1つです。
<材料>2人分
・なす | 2本 |
・玉ねぎ | 1個 |
・パプリカ(赤、黄) | 各1個 |
・ピーマン | 1個 |
・トマト | 1個 |
・にんにく | 1片 |
・エクストラバージンオリーブオイル | 大さじ1 |
・ワインビネガー | 小さじ2 |
・塩 | 小さじ1/2 |
・こしょう | 少々 |
<作り方>
(1)魚焼き器などで、野菜を焼く。野菜の皮が真っ黒になったら、紙袋に入れて、10分くらいおく。
(2) (1)の野菜の皮をむき、大きめに切る。焼いたにんにくはみじん切りにする。 (3)皿に盛り付け、塩、こしょう、にんにくのみじん切り、エクストラバージンオリーブオイル、ワインビネガーで調味する。 |
|
(1人分 175kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします