シャリアピンステーキ
シャリアピンステーキ
――アンチエイジング料理レシピ(234)
毎年のように、秋になると、肌や髪の傷みが気になります。私たちの体内では、1日に体を作っているたんぱく質の約30分の1が新しいものに入れ替わっています。古くなったたんぱく質は分解され、新しいたんぱく質が作られますが、夏ばてやダイエットなどで、食事からの供給が不足すると代謝がうまくいかず、1ヶ月後くらいに影響を感じるようです。このたんぱく質の代謝に欠かせない必須アミノ酸を効率よく摂るには肉類がおすすめ。特に鉄分や亜鉛を多く含む赤身肉がアンチエイジングにも効果的です。
帝国ホテルのメニューとしておなじみのシャリアピンステーキは、デトックス効果の高い玉ねぎをたっぷり使ってマリネすることで、赤身が柔らかくおいしくいただけます。玉ねぎのデトックス成分は硫化アリルとケルセチン。肝臓の解毒作用を高めます。また、玉ねぎに多く含まれるオリゴ糖は炒めると甘味をまし、シャリアピンステーキのソースに深みを添えます。腸内のビフィズス菌を増し、腸内環境を整えてくれるうれしい効果もあります。
<材料>1人分
・牛肉赤身 | 1枚(150gくらい) |
・玉ねぎ | 1個 |
・バター | 小さじ2 |
・赤ワイン | 50ml |
・塩、こしょう | 少々 |
・かぼちゃ | 70g |
・バター | 少々 |
・にんにく | 少々 |
・クレソン | 3本 |
<作り方>
(1)牛肉は筋切りをし、たたいて柔らかくしておく。玉ねぎの半分をすりおろし、牛肉にマリネし、30分くらいおく。残りの玉ねぎはみじん切りにし、電子レンジで加熱しておく。
(2)かぼちゃは1,5cmの角切りにし、電子レンジで加熱する。フライパンにバターを熱し、みじん切りにしたにんにくを炒め、香りがでたら、かぼちゃを加えて炒める。 (3) (1)の牛肉は、すりおろした玉ねぎをきれいに取って塩、こしょうし、フライパンにバターを熱して焼き、好みの焼き加減になったら、皿にとる。そのままのフライパンに(1)の玉ねぎを加えて色よく炒め、すりおろした玉ねぎ、赤ワインを加え塩、こしょうで調味してソースを作り、牛肉にかける。クレソンとかぼちゃを添える。 |
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(1人分 494kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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