アンチエイジングニュース

鮭のフィッシュケーキ
――アンチエイジング料理レシピ(236)

秋の夜長を読書で過ごそうとすると、目の老化を自覚します。年齢と共に現れる不調や変化から目を守るには、早めの対策が欠かせません。加齢による目の老化やトラブルを予防するために積極的に補いたいのが、アスタキサンチンルテインといったカロチノイドの一種で、強い抗酸化力を持ちます。鮭などに含まれる赤い色をしたアスタキサンチンは、毛様体筋や網膜の血流を改善し、眼精疲労やピント調整の改善に役立ちます。ルテインは、黄斑部と水晶体に多く含まれ、光による目の損傷を防いでいます。加齢と共に減少し、体内では合成されないので、緑黄野菜などで継続的に補う必要があります。
フィッシュケーキはイギリスでよく食べられる料理で主にたらを使いますが、アンチエイジングのためにはサーモンがおすすめです。ふだんは脇役のパセリも新鮮なうちは苦味が少ないので、みじん切りにしてたっぷり混ぜ込み、付け合せには手軽なハーブサラダを添えます。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・鮭     2切れ
  水     50ml
  パセリの茎、ベイリーフ     1本
  白ワイン     大さじ1
 ・じゃがいも     小2個
 ・玉ねぎ     1/4個
 ・バター     小さじ1
 ・塩、こしょう     少々
 ・パセリのみじん切り     大さじ2
 ・小麦粉、卵、パン粉     適量
 ・オリーブオイル     適量
 ・ハーブサラダ     1袋
 ・パセリ     少々
 ・ハーブソース     
  マヨネーズ     大さじ1
  ヨーグルト     大さじ1
  ハーブ     適量

<作り方>

(1)鮭に塩少々をする。パセリはみじん切りにする。玉ねぎは薄くスライスする。

(2)小さなボールに、マヨネーズとヨーグルト、好みのハーブを刻んでハーブソースを作る。

(3)浅鍋に、水、白ワイン、玉ねぎの薄切、パセリの茎、ベイリーフを入れた中で鮭をゆで、そのまま冷ましておく。

(4)じゃがいもは電子レンジで加熱し、ボールに入れよくつぶす。そこに、鮭の皮、骨を取ったものを粗くほぐして加える。パセリのみじん切り、バターを加えよく混ぜ、塩、こしょうで調味する。4等分にして、丸く形作る。

(5)(4)に小麦粉、卵、パン粉を薄くつける。

(6)フライパンにひたひたのオリーブオイルを入れて、(5)の両面を色よく焼く。

(7)皿に、ハーブサラダとフィシュケーキを盛り、ハーブソースを添える。

(1人分 415kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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