アンチエイジングニュース
2011.10.06
「Diet & Beauty Fair Asia 2011」レポート
2011年9月26日(月)-9月28日(水)にかけて、Diet and Beauty Fair Asia 2011が開催された。200社を超えるビューティービジネス企業の出展が行われた東京ビックサイトで、塩谷理事長が講演を行った。
「美と健康サービスはどこに向かうのか」というテーマの中で、塩谷理事長がアンチエイジングに関する基調講演を行った。アンチエイジングの原因となる酸化や糖化の話に続けて、運動や食事のポイントを解説。さらに、手術(医療)は最後の手段であり、メイクやエステ、ファッションなど様々な方法でのトータルビューティーケアが重要であること、分野を超えた協力が必要と話を締めくくった。
続いて多摩大学の真野俊樹教授から、ビューティー業界の市場の分析や今後の見通しに関してのお話があった。ニーズの多様化と進化に、企業側は分野横断的な協働を行うことでそこに大きな市場の可能性があるとの見解を示した。
後半は、(株)ソシエ・ワールドの須藤政子代表取締役社長、スポーツクラブNAS(株)の柴山良成代表取締役社長という企業からのパネリストも加わって「美と健康サービス」のパネルディスカッションが行われた。この業界に対する人々の関心は高く、ニーズがあることを感じる一方、医療・エステ・スポーツの連携や交流が十分でないこと、その旗振り役がなかなか現れないこと、ニーズにこたえるだけの施設や連携サービスがあまりないことなどが課題として挙げられた。
今後は、そうした連携の実例をつくっていくことで、多様なニーズに対応できるようになるのではないかとディスカッションが締めくくられた。
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