アンチエイジングニュース

鶏手羽肉のオイスターソース煮
――アンチエイジング料理レシピ(242)

乾燥は肌の老化を加速させる危険因子です。しわは、表皮の乾燥に加えて、真皮のコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を与えている繊維が年齢と共に太くなり、量が低下してくるのが原因の1つです。予防にはコラーゲンエラスチンの材料となるたんぱく質を上手に補うことが有効ですが、さらに最近ではコラーゲンそのものを多く含む食品を適度に摂ると、表皮のターンオーバーが早まることもわかってきました。体のたんぱく質の30%~40%を占めるコラーゲンは、皮膚だけでなく、骨や関節、血管や粘膜を丈夫にする働きもあるので、体全体のアンチエイジングにも効果的です。
鶏手羽肉のオイスターソース煮は、コラーゲンたっぷりな鶏手羽肉をオイスターソースで、こってりと煮た寒い季節におすすめのメニューです。煮汁が残らないように片栗粉でとろみをつけると冷めにくくなり、体もほかほかに。ジンゲロールショウガオールなどの辛味成分を多く含むしょうがは、体を温め、発汗を促して新陳代謝をアップすることが知られています。

アンチエイジング料理

<材料>4人分

 ・鶏手羽先、手羽元     各4本
  酒     小さじ2
  しょうゆ     小さじ2
 ・生しいたけ     4枚
 ・たけのこ水煮     80g
 ・長ねぎ     1本
 ・生姜     1片
 ・ごま油     大さじ1
 ・水     400ml
 ・鶏がらスープの素(顆粒)     小さじ1
 ・酒     大さじ2
 ・オイスターソース     大さじ1
 ・しょうゆ     大さじ1
 ・砂糖     小さじ1
 ・水溶き片栗粉     大さじ1
 ・トマト     1/2個

<作り方>

(1)手羽先は先のところを落とし、手羽元と一緒に酒、しょうゆで下味をつけておく。小さなボールに水、鶏がらスープの素、酒、オイスターソース、しょうゆ、砂糖を混ぜておく。
(2)トマトは皮つきのまま半分に切り、横にスライスする。
(3)生しいたけは、斜め薄切り、たけのこ水煮は2cm厚さに切る。長ねぎは5cm長さに切る。しょうがは1cm角ぐらいの薄切りにする。
(4)中華なべにごま油を熱し、(1)の鶏手羽元と手羽先、長ねぎを入れて、色よく焼く。色づいたら、長ねぎは取り出しておく。椎茸、生姜を加えてさらに炒め、(1)であわせた調味料を加えて、20分くらい煮込む。途中、取り出しておいた長ねぎを加える。仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、皿に盛り、(2)のトマトのスライスを添える。

(1人分 343kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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