アンチエイジングニュース

さばのみぞれ煮
――アンチエイジング料理レシピ(244)

冬が旬の脂が乗った寒魚は、格別なおいしさです。青魚の中でもさばはEPADHAなどの不飽和脂肪酸の含有量が高く、生活習慣病の改善にもってこいの食材といえます。ビタミン類も豊富ですが、特に皮や背・尾に近いところには肌を健康に保つビタミンB2が多く含まれます。アンチエイジングのためには、皮や食べにくいところも残さず食べるようにしましょう。青魚の臭みが苦手な方は、揚げ物にするのもおすすめです。
揚げたさばを大根おろしでみぞれ煮にし、さっぱりといただきます。酸化しやすいDHAEPAは、野菜と組み合わせビタミンCを一緒にとるのが効果的です。大根はおろすとたっぷりいただけるので、有効なビタミンCの供給源になります。汁を切らずに加えましょう。直前にすりおろし、すぐに加えてさっと煮るのがポイントです。大根の甘さがほっとするおいしさです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・さば     2切れ
  しょうゆ     小さじ1
  片栗粉     適量
 ・えのき茸     1/2パック
 ・水菜     1株
 ・大根     10cm長さ
 ・昆布だし     2カップ
 ・しょうゆ     大さじ2
 ・みりん     大さじ1
 ・サラダ油     適量
 ・ゆずの皮     少々

<作り方>

(1)さばは1切れを半分に切り、切り目を入れてしょうゆで下味をつけておく。

(2)えのき茸は根元を落とし、長さを半分にする。水菜も根元を落とし、4cm長さに切る。大根はおろしておく。

(3)鍋にだしを入れ、えのき茸、しょうゆ、みりんを入れて煮る。

(4)(1)のさばはペーパータオルなどで水けを切り、薄く片栗粉をまぶして、フライパンにひたひたの油を入れて、きつね色にカリッとするまで揚げる。

(5)(3)の鍋にから揚げにしたさばと大根おろし、水菜を加えて、さっと煮る。器に盛り、ゆずを添える。

(1人分 293kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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