アンチエイジングニュース

グレープフルーツのマチェドニア
――アンチエイジング料理レシピ(252)

ビタミン、ミネラルが豊富な食材として知られている果実ですが、最近では果物特有の色や香り、苦みなどの成分(ファイトケミカル)が注目されています。グレープフルーツの苦み成分のリモネードと香り成分のオーラプテンはがん予防や、ダイエットに効果があるといわれています。果実が赤身をおびたルビーには、活性酸素を抑える色素成分リコピンが含まれています。オレンジの色素成分のβークリプトキサンチンや、香り成分のオーラプテンはがんの予防効果が期待されています。
マチェドニアはイタリア版のフルーツポンチで、フレッシュフルーツをお酒やシロップで浸けたものです。マチェドニアには混雑という意味もあり、いろいろな種類のフルーツを使うのが基本です。パイナップルには疲労回復に役立つビタミンB1マンガンが比較的多く含まれ、体がだるいなどの不快感を和らげてくれます。キウイフルーツはビタミンC以外にもマグネシウムカルシウムなどのミネラル類を多く含み、栄養の宝庫といわれています。いろいろなフルーツを組み合わせると、味覚や、栄養効果を高められるのも楽しみです。

アンチエイジング料理

<材料>4人分

 ・グレープフルーツ     1個
 ・オレンジ     1個
 ・パイナップル(2cm厚さの輪切り)     2枚
 ・キウイフルーツ     1個
 ・ブルーベリー     大さじ1
 ・グラニュー糖     20g
 ・ホワイトラム     大さじ3
 ・ミントの葉      適量

<作り方>

(1)ボールにグラニュー糖、ホワイトラム
   を入れて、よくなじませておく。
(2)グレープフルーツは房をむき、食べ
   やすく切る。オレンジは房から
   取り出す。むいたときの果汁は
   一緒にしておく。キウイフルーツは
   2cm厚さのいちょう切りにする。
   パイナップルは、食べやすく切る。
(3)(1)のボールに、フルーツを汁ごと
   加え、軽く混ぜて、冷蔵庫に入れて
   1時間くらい冷やす。
   汁が出てきたら出来上がり。
   仕上げにブルーベルーと、ミントの
   葉を添える。

 

(1人分   113kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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