パセリのグリーンスムージー
――アンチエイジング料理レシピ（２５５）

水分とビタミンCを補うために、夏場は手作りのフルーツジュースをよく飲みます。話題のグリーンスムージーの中では、パセリのグリーンスムージーがおすすめです。パセリの独特の青臭さは、アピオール、ミリスティシンという精油成分によるものですが、アピオールは食欲増進に働き、食中毒予防や口臭予防に効果が期待されてています。セリ科のパセリは、カロテン、ビタミンＣ、鉄、カルシウム、食物繊維の含有量は野菜の中でトップクラスです。特にビタミンＣは１枝で１日の摂取量がまかなえるほどです。抗酸化成分のカロテン（ビタミンＡ）、Ｃ、Ｅも豊富ですが、取りすぎはよくないそうなので、あくまでフルーツジュースのアレンジとして召し上がってください。
パセリのグリーンスムージーは、バナナ、キウイフルーツとあわせたシンプルなものですが、パセリが思った以上に飲みやすく、程よい甘さも魅力です。おいしく作るポイントは、完熟した果物を使うこと。パセリは古いと苦みが強いので、葉の色が濃く、縮みの多い新鮮なものを選んでください。

＜材料＞コップ２杯分

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜作り方＞

	（１）パセリはよく洗って水気を切り、葉先をちぎっておく。バナナは皮をむき、２ｃｍ厚さに切る。キウイフルーツは皮をむき、 ４つに切る。（フルーツは冷凍しておくと良い）
	（２）ミキサーにパセリを入れて混ぜ、なめらかかになったら、（１）のバナナ、キウイを加えてさらによく混ぜ合わせる。なめらかになったら、水を加えて混ぜ合わせる。冷凍のフルーツを使わない場合は、冷蔵庫でよく冷やしていただく。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）