データで読むアンチエイジング 第6回
データで読むアンチエイジング Vol.6
「アンチエイジングで気になること」と「心がけていること」のギャップ
アンチエイジングに関する意識調査を分析する「データで読むアンチエイジング」。
今回取り上げたいトピックスは「アンチエイジングで気になること」と「アンチエイジングで心がけていること」のギャップだ。
まずご紹介するのは「加齢により気になる点(ライフスタイル)はどこですか?(3つまで選択可)」という質問。
これについては男女ともに「運動」・「食事」・「睡眠」の順になった。
次にご紹介したいのは「ご自身のアンチエイジングとして心がけていることは何ですか?(3つまで選択可)」という質問。
上のグラフから、男女ともに、「食事」・「運動」・「睡眠」の順に多かった。
上記2つの質問を比較してみて、「運動」が「気になっていること」では1番多く選択されているにも関わらず、「心がけ」については2番目にランクダウンしている。
質問のニュアンスに違いこそあれ、「実際におこなっていること」と「(実際におこなっているかどうかは別にして)気になっていること」つまり「実際出来ていないかもしれないこと」の間にギャップがあると言えるのではないだろうか。
ジムに入会してもなかなか続かない人は数多く存在する。この裏付けがこのデータから読み取れるのかもしれない。「運動」すること自体は決して難しいことではない。今すぐにでも、お金をかけずに実践できる。大事なのは質と量に関する知識、食事や身体リズムとのコンビネーション、さらにモチベーションを保つことである。
いかにしてアンチエイジングに効果的な運動をバランスよく生活に取り込めるか、事務局でも追って情報を収集していくつもりだ。
(AAN事務局・小田真弓)
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