アンチエイジングニュース
2013.06.26
パエリア
パエリア
――アンチエイジング料理レシピ(274)
紫外線が強まる季節に向け、食事からの対策も欠かせません。旬のトマトは、露地栽培のものも多く、完熟した色の濃いものほど、ビタミンCやリコピンを多く含みます。またトマトはビタミンCとともに働き、肌を健康に保つ働きを持つビオチンを多く含む、美肌に欠かせないアンチエイジング食材ですから、たくさん食べたいですね。1~2個くらいなら、生でも食べられるのもトマトの魅力の1つですが、うま味成分のグルタミン酸を多く含むので地中海地方では、調味料としても欠かせません。特にリコピンは油に溶けやすい性質があり、熱にも強いので、より効果的に吸収するためにもトマトソースのように調理のベースにするのもおすすめです。
スペインの郷土料理パエリアは、米を主食にする日本人にも、なじみやすい料理です。
フライパンを使ったこのパエリアは、トマトに含まれるグルタミン酸と、鶏肉、魚介のうま味の相乗効果で、充分おいしくいただけるので、家庭でも手軽に作っていただけます。白飯より、トマトとオリーブオイルを組み合わせたリゾットなどのほうが、食後の血糖値が抑えられるという研究もあります。仕上げにレモンをたっぷり絞って召し上がるとさわやかです。
<材料>2人分
・オリーブオイル | 大さじ2 |
・鶏肉(骨付き) | 300g |
・ボンレスハム | 50g |
・玉ねぎ | 1/2個 |
・にんにく | 1片 |
・ピーマン | 1個 |
・トマト | 大1個 |
・水+あさりの煮汁 | 2カップ |
・サフラン | 0.5g |
・塩 | 小さじ1/2 |
・無洗米 | 1カップ |
・あさり | 1パック |
・えび | 5本 |
・赤パプリカ | 1/4個 |
・さやいんげん | 1/2束 |
・レモン | 1/2個 |
<作り方>
(1)えびは殻つきのまま背わたを とる。あさりは、少量の白ワインで 蒸し煮にし、煮汁と分けておく。 玉ねぎ、にんにく、ピーマン、 ボンレスハムはみじん切りにする。 いんげんは色よくゆで、 長さを半分にする。 赤ピーマンは0.5mm幅の せん切りにする。 |
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(2)フライパンにオリーブオイル 大さじ1を熱して鶏肉の両面を 焼き、塩少々をして 取り出しておく。 |
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(3)残りのオリーブオイルを加えて、 (1)の玉ねぎ、にんにくを炒め、 香りがでたらボンレスハム、 ピーマン、トマトを炒め、 トマトソースのようになるまで 煮詰める。 |
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(4)(2)に水とあさりの煮汁、 サフランを入れ、煮立ったら塩で 味を整え、米を まんべんなくふり入れ軽くまぜる。 |
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(5)(4)に鶏肉、あさり、えび、 赤ピーマン、いんげんをきれいに 飾り、再び煮立ったら、ふたをして 弱火で15分くらい炊く。 ふたを取り8分くらい加熱して 軽く焦げ目がついたら火を止める。 (6)レモンを添える。 |
(1人分 687kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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