アンチエイジングニュース

【フィトセラピー】心と体を癒す植物の力!第1回 テーマ「免疫力」(2)

【ハーブ】エキナセアで免疫力を高める

エキナセアは北アメリカの先住民ネイティブアメリカンの秘薬とも呼ばれ、解毒剤や炎症などの治療に用いられていたハーブです。
ドイツでの研究で、エキナセアの有効成分のひとつである連鎖多糖類がウイルス増殖を抑制するタンパク質(インターフェロン)を活性化することで免疫力を強化し、ウイルスに対する抵抗力を高めることが確認されています。ヨーロッパやアメリカでは、抗生物質の代用にもされているそうです。
風邪やインフルエンザ、ヘルペス、膀胱炎などの感染症の予防から、風邪のひき始め、花粉症の症状緩和効果も期待できる、この時期重宝しそうなハーブです。

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手軽なサプリメントもございますが、今回は体も温められるハーブティーをご紹介します。

【味・香り】
口に含んだ瞬間、ほのかに草木の香りが広がります。
クセもなくさっぱりとしていて飲みやすいので、お食事中のお茶としても飲んで頂ける様なハーブティーです。
【美味しい入れ方】
お湯300ccつき、ハーブはティースプーン2杯程度
蒸らし時間:5分
【おすすめブレンド】
エキナセアは、ペパーミントやレモングラスなどとブレンドすると飲みやすく、美味しく飲んで頂けます。

■□■免疫強化、風邪・花粉症症状の改善 ■□■
《 エキナセア + ローズヒップ 》
ローズヒップは豊富に含まれるビタミンCがのどや鼻の粘膜を強化し、炎症などで大量に消費されるビタミンCを補ってくれることが花粉症にいい影響を与えているようです。

《 エキナセア + エルダーフラワー 》
エルダーフラワーは、発汗・保温作用、利尿作用優れており、体内に溜まった毒素の排出を助ける効果があるので、早めの症状回復が見込まれます。

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《参考文献》 ベーシック メディカルハーブの辞典 著:林真一郎著 出版社:東京堂出版
ハーブと精油の基本事典  著:林真一郎 出版社:池田書店

 

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