「抗糖化」のためのハーブ&アロマ『マルベリー』
【ハーブ】マルベリーで抗糖化力を高める
桑の葉茶や桑茶ときくと馴染みがある方も多いのではないでしょうか。
マルベリーは日本各地に自生するクワ科の落葉樹です。蚕のエサとして古くから使われてきた植物で養蚕地を中心に健康の為にお茶として飲む習慣があるようです。
注目していただきたいのが、マルベリーでしか含まれていないといわれるDNJ(デオキシノジリマイシン)です。
DNJはブドウ糖と構造が大変よく似ているためαグルコシダーゼと結びつき、本物のブドウ糖が来ても働けないようにします。食べ物として身体に入ってきた糖はブドウ糖に分解されないと身体に吸収されないため、分解されなかった糖は吸収されることなくそのまま小腸から大腸へ送られていきます。
糖尿病や血圧上昇以外にも、ダイエットやメタボリックシンドロームの予防効果が期待されています。甘いものが止められないけどダイエットがしたい方にもおすすめです。
また、腸内に存在するビフィズス菌など、善玉菌の働きを活性化させる働きがあるので、便秘の改善が期待できます。
【味・香り】
やや苦味があり、抹茶のような味わい。
【美味しい入れ方】
お湯300ccつき、ハーブはティースプーン2杯程度
蒸らし時間:2~3分
★小さくカットされた葉は、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉を指先で揉んでだり、乳鉢で擂り潰すなど少し手を加えるとより強い香りを楽しんでいただけます。
【注意】抗糖化成分であるDNJは、非常に水に溶けやすい性質を持っているため、二煎目では成分がほとんど失われてします。常に一煎目を飲むようにしましょう。
【飲むタイミング】
食前30分前 に飲むと、効果が高まります。
【おすすめブレンド】
苦みがあるので、苦手な方は他のハーブとブレンドすると飲みやすくなります。
また、散剤(パウダー剤)は抹茶のように使えるので、牛乳に加えて抹茶ミルクのように飲むことが出来ます。
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