アンチエイジングニュース
2014.09.30
アンチエイジング・ヨーガ「ホルモン」
ヨーガには目には見えない脊髄のなかに存在するといわれる光の輪という意味を持つチャクラは主要なものが7つあると考えられています。女性ホルモンの分泌に関わる卵巣に第二チャクラと視床下部に第六チャクラが関係していくとされています。
◎第二チャクラのポーズ
下腹部を刺激するポーズです。
(1)背中の反りを妨げるために両方の手のひらを下に向けてお尻の下に敷きます。 | |
(2)息を吐いて吸う息一緒に両方の脚を真上の90度まで上げます。このとき足の裏は天井を向けてください。息を吐きながら足を下ろします。 | |
(3)息を吐いて、吸う息で背骨の一本一本が上がってきて上体が上がり、首がきれいに伸びて第2チャクラと呼ばれている下腹部のあたりをのぞき込んでいくようにポーズをとります。この時首に力が入らないように気をつけましょう。 息を吐きながら背骨の一つ一つが床について、最後に頭が付くようにおろします。 |
|
(4)息を吐いて、息を吸いながら脚と状態を同時に起こして、下腹部をのぞき込む。この時足の裏は天井へ向ける。この状態でしばらくキープ。 息を吐きながらゆっくりと頭と足をおろす。(4)を2~3回繰り返す。 (5)お尻の下に入れていた手をほどき、手のひらを上にして足を少し開き、リラックスする。お腹のあたりに余韻や波紋を感じ取りましょう。 |
》動画でさらに詳しく動きを見る
◎第六チャクラのポーズ
眉間にある第三の眼と言われる第六チャクラを活性する交互の鼻呼吸です。右から吸って吐いて、左から吸って吐いてという一連の動作で1セットのこの呼吸法ですが、はじめは4セットくらいからおこなうのがよいでしょう。
(1) 右の手を出して薬指と小指を曲げます。 この時、親指は右の鼻を抑える指で、伸びている2本の指は眉間を軽く抑える指に、曲げている薬指は左の小鼻を抑えるための指になります。 |
|
(2)人差し指と薬指を第6チャクラとよばれる眉間に当てます。親指を右の小鼻を押さえるようにして、左の鼻をオープンにさせてください。 左の鼻からたまっている空気を全部吐き出すように吐きましょう。 次に左の鼻から丁寧にゆっくりと吸い込みます。この時、吸い込んだ空気が眉間にため込んでいくような気持ちで吸い込みます。次に薬指を使って左の小鼻をふさぎ、息を止め、しばらく意識を眉間の所に置いておきます。軽く目をつぶりましょう。 (3)無理のないところで親指を外して右から丁寧にゆっくりと息を吐いていきます。 次に右から息を吸って、空気をため込んだら親指で右の小鼻を押さえてしばらく息を止め、意識を眉間に置いておきます。無理のない程度に止めたら薬指を外し、左から息を吐いていきます。 一通りできたら、吸うのが4、止めるのが7、吐くのが8というカウントを入れていきます。 |
|
(4)最後は、吸い込むときにイメージを加えましょう。 アーユルヴェーダで左は陰・月のエネルギーを意味します。安定、穏やかさを吸い込むと思ってゆっくりと吸い込んでいきましょう。右は陽・太陽のエネルギーを意味します。太陽のような情熱、パワー、活力が入ってくるイメージを思い浮かべましょう。 軽く眼を閉じたままゆっくりと手を下して、自分の中で起こっている静けさを感じましょう。 |
》動画でさらに詳しく動きを見る
西川 眞知子(にしかわ・まちこ) アーユルヴェーダ&ヨガ研究家 日本ナチュラルヒーリングセンター代表 日本アーユルヴェーダ学会評議員 日本アーユルヴェーダ協会理事 アーユルヴェーダ医療融合医療協会理事 神奈川県生まれ。上智大学外国語学部英語学科を経て、仏教大学卒業。 |
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします