アンチエイジングニュース

アンチエイジング・ヨーガ

ヨーガはただ単に身体をうごかすことでなく、使われている部分を意識することが大切です。ヨーガを実践していくことでどのような部分にも、また小さな部分にも気づきを向けていくことができるようになります。

ヨーガの生まれ故郷インドでは意識についてこのような言葉があります。
それは「意識は鉱物の中で目を覚まし、植物の中で夢を見て、人間の中で目覚める」
さあ、今回のたるみには顔に意識を向けていくフェイス・ヨーガを行っていきましょう。

顎関節の深いところを意識しながらあごをしっかり開けると、頬骨が持ち上がり目元がぱっちりとした感じなります。顎を動かすことで表情筋全体の刺激になり、フェイスリフトの効果が出るからです。

それでは今回のアンチエイジングヨーガ「お顔のたるみをヨーガで引き上げる」をご自身のペースで楽しく実践されてください。

◎ウォーミングアップ

(1)息を吐きながら体の緊張を緩めるようにします。
(2)息を十分に吸い込んで、
(3)息を止めて顔中の筋肉を鼻一点に集めるように緊張させます。
(4)伸息を吐いて、顔中をパッと広げるようにしましょう。
数回繰り返してみましょう。
顔の表情を動かすようにするリフトアップのウォーミングアップです。

◎たるみケアポーズ
今度は「あ・い・う・え・お」の母音を使って顔のリフトアップをはかっていきましょう。

(1)「あ」と発声しながら、目を大きく見開き、目の力が出てくるように大きな口元と目を感じ取っていきましょう。
(2)「い」と発声しながら、口角を左右に開きながらほほが上がっていくように
ほほが引き上がっていくのを感じ取ってみましょう。
(3)「う」と発声しながら、唇を尖らせるようにして、
法令線が消えていくように感じ取っていきましょう。
(4)「え」と発声しながら、口角を上げていきましょう。
(5)「お」と発声しながら、眉を上に上げていくように感じ取っていきましょう。
以上「あ・い・う・え・お」の発声とともに顔の使われている部分を感じ取っていきながら、リフトアップさせていく顔ヨガです。数回続けてみます。

》「たるみケアのポーズ」
動画でさらに詳しく動きを見る

》『アンチエイジング・ヨーガ』バックナンバーはこちら

西川 眞知子(にしかわ・まちこ)
アーユルヴェーダ&ヨガ研究家
日本ナチュラルヒーリングセンター代表
日本アーユルヴェーダ学会評議員
日本アーユルヴェーダ協会理事
アーユルヴェーダ医療融合医療協会理事

神奈川県生まれ。上智大学外国語学部英語学科を経て、仏教大学卒業。
第24代ミス横浜、米国ニューオリンズ世界万国博覧会(河川博)コンパニオンを務める。
幼少期から精神世界に興味を持つ。
大学時代にインド・アメリカなどを歴訪し、ヨーガや自然療法に出会う。
アメリカで活躍したインド人サッチダーナンダ師をはじめ、世界の著名なヨーガ指導者のトレーニングを受け、指導者の資格を持つ。
同時に世界のセラピーに関心を持ち、インドのアーユルヴェーダ、ハワイのロミロミ、バリのクリームバス、タイのタイ古式マッサージ、イギリスのアロマテラピー、フランスのリンパドレナージュなどを修得、指導している。

》日本ナチュラルヒーリングセンター

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