アンチエイジングニュース

アンチエイジング・ヨーガ

インドでは「睡眠は神様からのプレゼント」とも言います。それは熟睡しているときは私たちの意識が無分別の領域に安住していると考えているからです。ベッドの中には余計な考えごとを持ち込まないで、「明日はすべてにわたってますますよくなっていく」そのようなイメージの言葉を自分自身に語りかけていくことも大切であると考えられています。

◎ブラーマリー呼吸法
それではこれから、良質な睡眠へいざなうヨーガ、「ブラーマリー呼吸法」をご紹介します。

(1)(1) まずは「んー」という鼻音を鼻から脳に抜けていくような感じで発声してみます。
(2)次に耳を押さえて音を発声しながらどの位置が一番音が脳内に広がり、響き渡っていくかを探してみます。
(3)耳を押さえる場所が見つかりましたら、手で目をふさいで、あたかも五感をシャットアウトするようにします。
その状態で息を吐くときに「んー」という音を3~5回程度出していきます。
頭の中にあった考え事という「もや」や心配などが雲散霧消していくイメージで脳の中にこの音を気持ちよく響かせていきましょう。
終わりましたら、手を放して、しばらく目はつむったまま自然呼吸で体や心の声を静かに聴いていてください。
(4)次に額の左右に手のひらをあてがい、ゆっくり自然の呼吸をして、手のひらの感覚に意識を向けてみてください。初めは左右の脈にばらつきがありますが、やがて左右の脈の拍動が同調してきます。
すると頭が楽になり、不要な考えが消えやすいと言われています。
もし手が疲れそうな場合は、肘をテーブルに乗せてもよいです。
これが終わってベッドに入られてもよいですし、ベッドの中で行ってもよい簡単なヨガです。

 

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西川 眞知子(にしかわ・まちこ)
アーユルヴェーダ&ヨガ研究家
日本ナチュラルヒーリングセンター代表
日本アーユルヴェーダ学会評議員
日本アーユルヴェーダ協会理事
アーユルヴェーダ医療融合医療協会理事

神奈川県生まれ。上智大学外国語学部英語学科を経て、仏教大学卒業。
第24代ミス横浜、米国ニューオリンズ世界万国博覧会(河川博)コンパニオンを務める。
幼少期から精神世界に興味を持つ。
大学時代にインド・アメリカなどを歴訪し、ヨーガや自然療法に出会う。
アメリカで活躍したインド人サッチダーナンダ師をはじめ、世界の著名なヨーガ指導者のトレーニングを受け、指導者の資格を持つ。
同時に世界のセラピーに関心を持ち、インドのアーユルヴェーダ、ハワイのロミロミ、バリのクリームバス、タイのタイ古式マッサージ、イギリスのアロマテラピー、フランスのリンパドレナージュなどを修得、指導している。

》日本ナチュラルヒーリングセンター

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