栄養のポイント

食事がおいしいと感じられるのは、どんなときですか。私は今年のような酷暑に、きれいな透明なグラスに氷がたっぷり入ったお水が出されたとき、ああ、おいしそうと感じたことが印象に残っています。味がないのにおいしそうと思ったことがすごく不思議でしたが、私たちは五感で食事を楽しんでいることを強く感じました。同じようにワインも、料理との相性や楽しみ方で、おいしさが大きく変わります。暴飲暴食は控えなくてはと思うこの頃は、普段の食卓でもワインを楽しみたいと思うことが多くなりました。

シンプルなミートソースは定番ですが、大きめなマカロニと合わせると、盛りつけも華やかになり、満足感が増します。もちもちとした食感はスパゲッティーとは違う、小麦粉の風味や香りも感じられます。手軽な料理ですが、これだけでも食事になりますし、何よりワインが飲みたくなります。五感を刺激し、脳の働きが活性化されると、ストレスに強くなり、うつ予防にも繋がるそうです。毎日の料理で実践して見ませんか。

材料　3人分

豚のひき肉…２００ｇ
玉ねぎ…１/２個
にんにく…1かけ
トマトソース…３５０ｍｌ
固形コンソメ…1個
オリーブオイル…大さじ１
マシュルーム…1パック
オレガノ、バジル…各適量
マカロニ（パッケリ）…１８０ｇ
塩、こしょう…各少々
パルメザンチーズ…大さじ３

作り方

（１）玉ねぎはみじん切りにする。マシュルームは薄切りにする。にんにくは半分に切って、芽を取り除く。

（２）鍋にオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒める。ひき肉を加え、塩、こしょうをしてよく炒めたらトマトソース、固形コンソメ、にんにくを加えて20分くらい煮込む。仕上げにオレガノ、バジルを加え、柔らかくなったにんにくをつぶしてよく合わせ、味をみて塩、こしょうで調味する。

（３）マカロニをゆでる。

（４）ミートソースに（３）のマカロニをいれてからめ、パルメザンチーズの半量をふり入れてかき混ぜながら、チーズを溶かし混ぜる。

（５）皿に盛り、残ったソースをかけパルメザンチーズをふる。

（３）赤ワインを添える。

 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）