「AKOMEYA」で発見!冬の寒さをいやしてくれるHOTなお手軽食品4選
今年の冬は比較的「温かな冬」といわれていますが、それでも肌に当たる空気は冷たく、やはり「寒い冬はいやだな」と感じてしまいますね。
この冬も、体が温まる寒さに負けない癒しの食品をたくさんゲットして楽しんでいる私です。
今回は、全国から厳選したお米、ご飯のお供、出汁、調味料などの食品をはじめ、食器、調理道具などを扱うライフスタイルショップの「AKOMEYA TOKYO」から、常温保存ができて、HOTになれる食材であるスパイスや麹などを使用したレトルトやパウチ食品を中心にセレクトしてみました。今年注目の料理が作れる商品もあるので、チェックしてみてくださいね。
※表示価格はAKOMEYA TOKYOでの税抜き販売価格
山椒の痺れがクセになる「マトンと山椒のカレー」
AKOMEYA TOKYOオリジナルのレトルトカレー「マトンと山椒のカレー」(600円)です。カレーの名店「SPiCE Cafe」(東京・墨田区)とタッグを組んだ商品で、「日本のお米に合うカレー」がコンセプトになっています。
何といってもパックを開けた瞬間から、ベースとなるカツオやサバ、昆布といった混合出汁の香りが素晴らしいのです。もう香っているだけで、ごはんと一緒に食べるシーンが想像できてしまうほど!まさにお米に合うカレーといえるでしょう。
ファーストインパクトがすごいのに、食べてみると山椒の痺れがしっかりと口の中に広がって、これまたびっくりです。ひき肉には羊肉(オーストラリア産マトン)が使われていて、たっぷりの量なので存在感がありました。
山椒は、辛み成分のひとつであるサンショオールによって、新陳代謝を活発にすることから血行を良くして冷え性対策になったり、利尿作用によるむくみの改善になったりします。
また、羊肉は、アミノ酸の一種であるL-カルチニンが新陳代謝を促して冷えを防ぐ役割があるのです。その含有量はラムよりもマトンの方が多いのもポイントですね。鉄分や亜鉛も含まれているので、血液の循環をよくして、風邪予防にも嬉しい食材です。
出汁の優しい香りと山椒の痺れのギャップが楽しいカレーなので、和食党の人にもおすすめのカレーです。
生姜の存在感がしっかりある「ハニージンジャーポークカレー」
続いても、レトルトカレーのご紹介です。製造元である「NISHIKIYA KITCHEN」は宮城県にあるレトルト食品メーカーで、近年はスーパーマーケットの商品棚にも取り揃えがあるくらいに人気のレトルトカレーをたくさん誕生させています。
「ハニージンジャーポークカレー」(482円)は、パッケージには生姜のイラストがドーンと描かれていて、まさに冬にぴったりなカレーといえるでしょう。唐辛子のレベル5段階の3の中辛タイプです。
温めたカレーを見てすぐにわかる生姜の存在感。食べればシャキシャキと食感よく香りと共に口の中に広がっていきます。生姜はソースにも入っていて、食べているとじんわり体が温まってきます。はちみつも入っているからか、中辛といっても口当たりが優しく食べやすく感じますね。
生姜を加熱するとショウガオールという辛味成分が増えて血流を高め、体を温めてくれます。さらにカレーにはスパイスがたくさん入っていますよね。カレーの色を付ける役割のターメリックはポリフェノールの一種であるクルクミンが豊富で、抗酸化作用にもよいといわれているので、アンチエイジングにもおすすめなのです。
今年のトレンドフード!辛くて痺れる「麻辣湯スープ」
昨年から一気にトレンド入りしているのが「麻辣湯」です。元々は中国の四川省発祥のスープで、韓国で人気が出てから日本でも人気急上昇。その人気、話題性は今年もすごいことになりそうです。
「日本一麻辣湯が好きな女性の情熱から生まれた」という麻辣湯専門店「無限麻辣湯」(大阪・浪速区)が監修した「麻辣湯スープ」(1574円)には、濃縮タイプのスープの素が4袋入っています。鍋に湯を沸かし、スープの素を入れて作ります。
「麻辣」とは、山椒の「麻」と唐辛子の「辣」のことで、痺れや辛さのあるスープが作れるレトルト食品です。スープには、野菜や豆腐、肉類、麺などの食材を自由に入れて楽しむことができます。
辛さのポイントそして欠かせないのが唐辛子ですね。唐辛子といえばカプサイシン!辛み成分が血行促進、脂肪燃焼に役立ってくれて、ビタミンB群やビタミンCも含まれています。このスープに具材をたっぷり入れたら、さらなる栄養素を摂取することができますね。
このスープは唐辛子の他にも、八角や花椒、シナモンやフェンネルなどたくさんのスパイスが使われています。八角やシナモンも体を温めてくれるスパイスですし、カレーとはまた違った香りで食卓を華やかにしてくれるでしょう。辛さがストレートでやってくるので、人によってはじんわり汗をかくほどかも。「無限」ファンや辛党の人にはたまらない商品だと思います。
食べても飲んでもほっこりな「発芽玄米黒麹甘酒」
最後は甘さのあるデザート感覚な商品で、こちらはパウチ商品です。最近、私がはまっているのがこの「発芽玄米黒麹甘酒」(649円)です。こちらは、石川県の醤油メーカーが作る甘酒で、雑誌「料理王国」が食の逸品を選ぶ「料理王国100選」(2024年)に選出されています。
甘酒というと「飲む点滴」といわれているほどに、脳のエネルギーになるブドウ糖がポイントとなります。米に含まれるでんぷんが米麹の酵素によって糖に変化したもので、体内に吸収されやすいのです。
米といっても、こちらは石川県産のコシヒカリ玄米を発芽させて、焼酎を製造する際に仕込む黒麹の種菌で作られた甘酒です。発芽玄米由来のGABAがぎゅっと詰まっていて、GABAは動脈硬化の予防や胃腸の働きを整えてくれたりもするといわれているので、体調を整えたい時やリラックスしたい時にも甘酒はぴったりです。
私がお気に入りなのが、しっかりした粒感があること。小腹がすいた時に食べたり、調子が悪い時には豆乳で割って飲んだりしていました。自然な甘さなのでくどさもなく、優しい甘さがじわりと口の中に広がります。
いかがでしたか?冬にぴったりの食材を使ったおすすめ商品。常温で常備できるのでいつでも食べることができるのがいいですね。「AKOMEYA TOKYO」はオリジナル商品も豊富だし、全国から選りすぐりの商品も揃っています。
自分や家族用はもちろん、プレゼント用に詰め合わせにもできるので、色々と試してみてくださいね。
AKOMEYA TOKYO
https://www.akomeya.jp/
伊能 すみ子
INOU SUMIKO
食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
●ブログ『恋しいアジア』~アジアンフードディレクター伊能 すみ子~更新中
●著書『マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。』(amazonのサイト)
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