コロナで外出自粛が続く中、多くの人が悩んでいる「体重増加」

友人や家族とオンラインやSNSでのやりとりの中で話題になるのが「コロナ太り」というフレーズ。
コロナ禍での外出自粛による運動不足やストレス、食べすぎなどにより、体重増加に多くの人が悩んでいるようです。

「コロナ前後・年末年始の体重についての意識調査」では、コロナの前後で体重の増減は「増えた」と回答した人が30.2％という結果になりました。（全国男女20～60代10,000名対象に株式会社スパコロが調査）

コロナ前と比較して体重が増加した人は全体で約3割に

この調査でコロナ禍の前より「体重が増えた」と回答した人が30.2％という結果になりました。そのうち、「増えた（2～3キロ程度）」と回答した人は18.6%、「増えた（5キロ前後）」と回答した人は9.3%、「増えた（10キロ以上）」と回答した人は2.3%でした。
性年代別でみると1位は「女性30代」で36.5%。次いで「女性20代（32.8％）」、「男性30代（32.0％）」でした。上位は女性が占める結果となりました。

特に年末年始の体重増加が顕著

コロナ禍で体重が増えた人にフォーカスすると、この年末年始で体重が増えたと回答した人は55.0％という結果となりました。
増加した体重は全体平均2.3㎏。男性平均で2.58㎏、女性平均で2.12㎏でした。
全体でも、年末年始はテレビや動画を見たり、ゴロゴロしたり、インドアで過ごしたという方が多く、外出で体を動かすことが少なかったようです。

現在、体型・体重管理をしている人は全体で約3割

現在体型・体重管理をしているか聞いたところ「している」と回答した人は全体で29.1％、「してないが、するつもり」と回答した人は34.2％。合計で、体型・体型管理を意識している人は全体で約6割という結果となりました。体重増加を気にしている人も、約半数が実践できていない状況です。

外出自粛を余儀なくされ、ストレス発散も難しい今、自宅でやることが無いと、からだを動かすことなく、ついつい何か食べてしまうことも多いですよね。
このような状況の中、様々な自宅でできるエクササイズ動画やグッズ、ダイエットレシピなどもたくさんありますので、ぜひ活用して元の体型に戻していきたいですね。

執筆：アンチエイジングネットワーク事務局

参考：

スパコロ『 コロナ前後・年末年始の体重に関する調査 』より