正しい入浴法で冬の「冷え」対策
毎日寒い日が続いています。
「足が冷たくて眠れない」「厚手の靴下や手袋を着用しても手先、足先が冷たい」という人も多いのではないでしょうか。
一般的に「冷え」を感じるのは、男性より血流をアップさせるとされる筋肉量が少ない女性に多いといわれています。
毎日湯船に浸かっていますか?
そんな「冷え」を解消するのに活用したいのが毎日の入浴です。 入浴にはからだを温め、血流をアップさせる健康効果があります。
秋冬の時期にどれくらいの頻度でお風呂に入るかを調査した結果、毎日浴槽に浸かると答えた方が約4割、1週間に1回以上浸かる方は約7割となりました。【リンナイ調べ】
あなたは、秋冬の時期にどれくらいの頻度でお風呂(シャワー・浴槽)に入っていますか? 浴槽に浸かる場合、シャワーのみの場合のそれぞれについてお答えください。(単一回答 N=2,350 )
寒くなる秋冬でも、意外とシャワーのみの方が多い印象です。
日本人の毎日浴槽に浸かるという古くからの習慣は、温浴効果だけでなく、清浄作用、疲労回復、運動効果など様々なメリットがあるとされます。あらためて湯船に浸かる入浴を見直して、健康に役立ていきたいですね。
冷えたからだには「熱いお風呂」は逆効果!?
からだを温めてくれるから、と「熱いお湯」に入りたくなるかもしれませんが、実はこれが逆効果となる場合もあるのです。
そもそも「熱いお湯」というのは何℃のことをいうのでしょうか。
温泉の湯温分類では、42℃以上を「高温泉」としており、多くの人が38~40℃はぬるい、42℃以上は熱いと感じています。たった1、2℃の差でからだに与える効果が変わります。
現在では多くの家庭のお風呂に温度調節機能がついていますので、湯温を意識した入浴をしたいですね。ない場合は湯温計もありますので、ぜひ利用してみましましょう。
熱いお湯に浸かると、体温も一時的にはアップしますが、入浴時に血圧の急上昇を引き起こすだけでなく、体温も急上昇させたあと、すぐに体温が下がります。急激に体温が上昇すると、からだは汗をかいて急速に体温を下げようとするからです。
冷えの対策には、熱すぎない40℃のお湯に10~15分の肩まで浸かる全身浴。この入浴法が血流を改善し、体温を程よく上昇させるのです。
(参考:早坂 信哉 先生 東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医。入浴科学者早坂先生監修 監修 「免疫が上がりやすい入浴法」、「最高の入浴法(大和書房)」より)
そして、湯上がりはせっかく温まったからだが冷えないように汗を拭き、上着や靴下、ネックウォーマーなどを適切に着用してからだを冷やさないように気をつけましょう。
入浴剤をうまく活用
入浴効果を更に高めるために入浴剤も効果的です。
市販されている入浴剤は成分で分類すると
●無機塩類系(入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくくなる)
●炭酸ガス系(血流量アップ、全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛み等が緩和。身体の芯まで温まる)
●薬用植物系(生薬に含まれている成分の働きによる。血行促進効果、リラックス効果など)
●酵素系(皮膚に無理な刺激を与えず、清浄にする)
●清涼系(入浴後の肌にサッパリ感を付与)
●スキンケア系(保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行う)
など様々なものがあります。
医薬部外品の入浴剤は効能がパッケージに記載されていますので、目的に応じて選びましょう。
最近の人気は炭酸ガス系です。
湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収され、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げ、血流量が増えます。温かい湯に入っているおかげで、血液が体表面の熱を全身へと運び、身体の芯まで温まることになります。
さまざまな入浴剤が販売されていますので、香りや色、肌触りなど、お気に入りのものを見つけて「冷え」知らずのからだを目指しましょう。
(アンチエイジングネットワーク編集部)
・日本浴用剤工業会 入浴剤の効果とメカニズム
・リンナイ株式会社プレスリリース 意識調査:入浴に関する全国47都道府県別意識調査、免疫が上がりにくい入浴をしてしまっている方は約5割
・ホントはコワイ冷え性(日東書院本社)
・最高の入浴法(大和書房)
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@cosmeベストコスメアワード2020 ベスト入浴剤 第1位を受賞。
世界有数の炭酸泉大国であるドイツの温泉地の「中性重炭酸泉」に着目。炭酸泉の有効成分は、錠剤から出る炭酸ガスの泡ではなく、実はその炭酸ガスが湯中に溶け込んでできる重炭酸イオン。
バースは、重曹とクエン酸を独自の固化技術で成形することで、湯中にてこの二つの成分の反応タイミングを制御し、お湯を中性に保ち、重炭酸イオンを豊富に湯中に溶け込ませることを実現しています。
重炭酸イオンを豊富に含んだお湯は温浴効果を促進。疲労回復を促し、ぐっすりと眠りに入るための準備を整えます。
無香料・無着色を追求。さらに有効成分のビタミンCが水道水の塩素を中和効果をもたらすことで、お湯ざわりがとても柔らかです。
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寝入りの時に気になるつらい冷えに 泡の数バブ10倍(比較対象:同社製品バブゆずの香り)のここちよさ。
温浴効果を高めて、冷え症に効く。お布団に入る時まで、手足の先もポカポカが長続き! 5つのこだわり。
1高濃度※炭酸 2保湿ベール成分配合 3温泉成分*配合 4高麗ニンジンエキス(湿潤剤)配合
冷え症・疲労が気になる方におすすめする 入浴剤 炭酸 タイプです。
温泉由来成分(塩化ナトリウムほか+炭酸ガス)が、温熱効果を高めて体のすみずみまで血流を改善し、保温作用を高めて新陳代謝を促進し、冷えや疲労もラクにする 炭酸 入浴剤 です。きき湯のツブは細かいので入浴中全身でここち良い炭酸ガスの発泡が感じられます。
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