実年齢より若くみられたい人は6割弱、年相応は3割弱『アンチエイジング』に関する調査
「実年齢より若くみられたい」と思っている人はどれくらいの割合でいるのでしょうか。
インターネット調査会社のマイボイスコムが、約1万人に行った調査によると、約6割の人が「実年齢より若くみられたい」と思っているという結果になりました。
見た目年齢の意向
実年齢より若く見られたい人は6割弱、男性5割弱、女性7割弱です。
若く見られたい層で一番多いのは「実年齢よりも5~9歳程度若く見られたい」という回答ですが、その中でも特に女性50~60代で高くなっているそう。
また、「実年齢相応に見られたい」は28.3%となっていますが、過去5回の調査結果も合わせて見ていくと、徐々に増加しており、10年前より5%程度「実年齢相応に見られたい」という割合が増えています。近年の「ナチュラルでありのまま」に価値を見出すライフスタイルを反映しているように感じます。
加齢によって気になる体や心の変化
加齢によって気になる体や心の変化は(複数回答)、「髪の毛」「視力の低下・老眼」が各50%台、「顔のたるみ」「顔のしわ」「基礎体力の低下」「顔のしみ」が各4割弱です。
おおむね高年代層で比率が高い傾向ですが、「毛穴の黒ずみ、広がり」は女性若年層、「ホルモンバランスの乱れ」は女性30~50代で高くなっています。
髪の毛は見た目の印象を大きく左右する要素となり、関心の高さが伺えます。
また視力の低下は見た目にはあまり関連がありませんが、日常生活の快適性、QOLに大きく影響し、老化を実感する大きな要素となっているようです。
アンチエイジングの実施状況
アンチエイジングに関することを行っている人は28.2%、男性2割弱、女性4割です。女性高年代層で比率が高く、女性30代では3割弱、女性40代では4割弱、女性50~70代では各40%台となっています。
アンチエイジングの実施内容
アンチエイジングの実施内容は(複数回答)、「ウォーキング、散歩など」「エイジングケア用のスキンケア用品・化粧品、石鹸等の使用」が実施経験者の各4割弱となっています。
男性30~40代では「運動・スポーツ、筋トレ」が1位、女性30~50代では「エイジングケア用のスキンケア用品・化粧品、石鹸等の使用」「紫外線対策」が上位2位です。女性70代では、「体によい食事」「歯の手入れや定期健診・治療」「ウォーキング、散歩など」が上位にあがっています。
アンチエイジングとして行いたいもの
今後、アンチエイジングの方法として行いたいものは(複数回答)、「十分な睡眠」「ウォーキング、散歩など」「規則正しい生活」が3割前後です。
「エイジングケア用のスキンケア用品・化粧品、石鹸等の使用」「しみ・くすみ対策商品の使用」「美白効果のある商品の使用」「保湿効果のある商品の使用」「紫外線対策」をはじめ、女性で比率が高い項目が多くなっています。
やはり睡眠や運動、食事など、毎日の生活の中で簡単に取り入れられる生活習慣に関心が高いですね。
「アンチエイジングに効果があると思う商品・サービスは?」回答者のコメントより
●ストレスをためない、風呂につかる、よく寝ること。(男性29歳)
●しっかり寝ること。定期的に顔の体操で顔面の筋肉をきたえること。(男性38歳)
●抗酸化作用のあるトマトをたくさん食べる。(男性45歳)
●トクホの商品は効果が多少ありそうな感じがする。(男性47歳)
●前向きな発想とコミュニケーション自然とのかかわり。(男性68歳)
●アンチエイジング用のスキンケアライン、美容医療。(女性29歳)
●テレビ見ながらできるストレッチや軽いヨガ。好きなアーティストのライブ。(女性37歳)
●スポーツジムに通っていますが、とても効果があると思います。スタイルも整ってきましたし、肌も元気になった感じがします。(女性41歳)
●抗酸化作用があると言われているビタミンEを毎日摂取しています。また、在宅での仕事(原稿執筆)を手抜きをせず、真面目にこなすことで、脳の老化を防いでいることができているかと思っています。(女性72歳)
※調査結果の続きはマイボイスコムのサイト【調査結果詳細】で見ることができます。
情報提供:マイボイスコム株式会社
執筆:アンチエイジングネットワーク事務局
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