アンチエイジングニュース
2019.06.07
シニアはゴルフがおすすめ。記憶力も改善
特に運動習慣のないシニアの人でも、半年間ゴルフを続けると、体力だけでなく記憶力も改善されることが分かりました。
この研究は、国立長寿医療研究センターや東京大学などが、65歳以上で運動習慣がなく、ゴルフの経験もほとんどない106人の男女を対象に行ったものです。
研究では半数の53人には週1回、練習場やコースでゴルフをしてもらい、残りの半数には普段通りの生活を送ってもらいました。
半年後に記憶力などを調べたところ、ゴルフをしたグループは半年前に比べて単語を覚える力で6.8%、文章や物語を覚える力では11.2%向上していることが分かりました。
この結果から研究グループは、ゴルフはスコアを数えるなど頭を使う上、他のプレーヤーと話すなど社交的な活動も行うことが記憶力向上に良い影響を与えるものと分析しています。
ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。
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