アンチエイジングニュース

温泉卵とあおさのりのみそ汁
――アンチエイジング料理レシピ(295)

メリハリのある若々しい体を求めるなら、体脂肪を減らすことがダイエットのポイントです。あまり食べていないのに、体脂肪が減らないと感じる時は、ビタミンB群の摂取が充分かチェックしてみましょう。ダイエットをしていると、おなかが減って、菓子パンやクッキーで、紛らわせていませんか。菓子パンやクッキーは、血糖値をあげますが、ビタミンB群がほとんど含まれていないので、うまく代謝されず食べたものは、脂肪となって蓄えられます。内臓脂肪や、皮下脂肪、セルライト、肝脂肪などとして蓄えられるのです。タンパク質が不足した食事をしていると、腹持ちが悪くすぐにおなかが減ってしまいます。毎回の食事に、ビタミンB群を含むタンパク質のおかずを取り入れ、食べたものをしっかり代謝して、カロリーを脂肪に変えない食べ合わせを心がけましょう。
温泉卵とあおさのりのみそ汁は、温泉卵を作っておけばすぐに作れるアンチエイジングメニューです。時間がない時や簡単に済ませたい食事も、ご飯に、卵やみそ汁を添えればタンパク質とビタミンB群豊富な食事に変わります。みそに含まれる大豆イソフラボンの働きで、美肌も期待できます。あおさのりに含まれるヨウ素は炭水化物や脂肪の代謝を促し、葉酸はタンパク質の合成にもかかわっています。不足すると口内炎や潰瘍といった粘膜の炎症が起こりやすくなります。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・卵    2個
  ・あおさ    5g
  ・みそ    大さじ1
  ・だし    360ml

<作り方>

(1)温泉卵をつくる。保温性の高い
   厚手鍋で湯を沸かし、沸騰したら
   火を止め、水を200ml位加えて、
   湯の温度を70℃くらいに下げ、
   静かに卵を入れて、ふたをして
   20分くらい置く。
(2)鍋にだしを入れて熱し、
   熱くなったら火を止め、みそを
   溶きのばす。
   あおさを加えて再び火にかけ、
   沸騰直前で火からおろす。
(3)お椀に(1)の温泉卵を割り入れ、
   上からあおさのみそ汁を静かに
   そそぐ。

 

(1人分   110kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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